塩ビ管加熱装置 まがーるDANT 塩ビ管加熱装置

誰でも簡単に塩ビ管加工 技術者の経験に頼らず属人的にならない革命的マシンが誕生しました。
水道管や電線管、土木管などに使用され、我々の生活になくてはならない塩ビ管。その塩ビ管加工の製造工程において、より高い安全性と、正確性を実現するために開発されたのが、「塩ビ管加熱装置/まがーるDANT」です。
塩ビ管長年の経験を積んだ技術者の腕が必要だった塩ビ管加工ですが、近年では外国の方をはじめとする、様々な労働力との共存が必要不可欠となりました。作業者の経験を問わず、質の高い製品を製造できる機械を提供したい。そんな思いから誕生した「塩ビ管加熱装置/まがーるDANT」は、変色や傷等のトラブルなく、簡単な塩ビ管加工を実現する製品です。
まがーるDANT プロモーションムービー

従来の加工法との比較 Comparison with the past

従来の方法
  • STEP 1

    ガスバーナーで加熱

    曲げる箇所を選定し、ガスバーナーでピンポイントに加熱。熱による変色などの影響が出ることも。
  • STEP 2

    状況確認

    加工に適切な温度になっているか確認しながら作業を行う。技術者の経験が必要不可欠。
  • STEP 3

    曲げ加工

    ガスバーナーでの加熱により高温になっている箇所を触ると、作業者のヤケドにつながる恐れも。
まがーるDANT
  • STEP 1

    機械に塩ビ管を投入

    塩ビ管を機械にセット。制御盤で適切な温度に設定するだけで、難しい操作は一切ありません。
  • STEP 2

    一定時間稼働

    機械の稼働中は、指定の温度を一定に保ちます。作業者が席を外しても問題ありません。
  • STEP 3

    曲げ加工

    遠赤外線の効果で、内部まで熱が浸透。広い範囲に熱を当てられるため、加工しやすい状態になっています。

採用されているサンケンの技術 Adopted technology

Graphite ceramic heater グラファイトセラミックヒーター

四方から遠赤外線を放射 塩ビ管の内部まで熱を浸透

内側を囲むように配置された黒い板状のものが、「グラファイトセラミックヒーター」。電熱線が入っていないため、断線の心配がありません。ヒーターから発生する遠赤外線が、塩ビ管の表面だけでなく内部までしっかりと熱を伝えます。表面の変色などの心配もいりません。
グラファイトセラミックヒーター

DANT 炭素繊維タイル/DANT

炭素繊維から生成した遮熱素材 DANTが使用者の安全を確保

機械の外側に敷き詰められている「炭素繊維タイル/DANT」は、遮熱性能と吸音効果に優れ、軽量で扱いやすいため、様々な場所で利用されています。 グラファイトセラミックヒーターが発した熱を逃がさず、効率の良い熱伝導を促すとともに、内部の熱を遮断することで、安心して作業を行うことができます。
炭素繊維タイル/DANT

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